FC2ブログ
topimage

2018-12

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

風~循環と錯覚の力が生み出す「追い風」~(その9) - 2011.08.09 Tue

Ⅳ コロンブスが利用した「風」 

ここまで読み進んでくれた皆さん、お疲れさまでした!!

安心して下さい。難しいお話はこれでおしまいです。

この章では地球をとりまく大規模な風が

人類におよぼした恩恵について見てみたいと思います。

「風の恩恵」と言ってまず思い浮かぶのは15~17世紀の大航海時代です。

なかでもコロンブスは有名ですね。

下の図はそのコロンブスが大西洋横断に初めて成功した時の航路を表しています。

なぜ彼は人類で初めて大西洋を横断することに成功したのでしょうか?




1492年コロンブスは帆船で初めて大西洋を横断するのに成功しましたが 

それは彼が今日でいう貿易風を巧みに利用したからでした。

それ以前にもすでに何人かの航海者は大西洋東部を探検し、

アゾレス諸島にまでは達していたものの、アゾレス諸島は北緯37°にあって

そこからさらに西に進むことは偏西風によって妨げられていました。

しかし、コロンブスはもっと南下すれば東風(貿易風)が吹いていることを知っていたので

まずは南下してカナリー諸島に達し、そこから貿易風を利用して

見事大西洋を横断することに成功したのでした。

帰途は逆にまず北上してから偏西風帯に入ってアゾレス諸島に到着しています。


ちなみに世界で初めて太平洋をヨットで横断した堀江健一氏は、

サンフランシスコに向かう往路では偏西風を、帰路では貿易風を利用して航海しました。




(つづく…)

↓応援クリックよろしくお願いいたします。m(__)m
blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアルヒーリングへ


↓このブログの内容をまとめています。是非お越し下さいm(__)m

癒やしと自己実現の地学

風~循環と錯覚の力が生み出す「追い風」~(その10) «  | BLOG TOP |  » 風~循環と錯覚の力が生み出す「追い風」~(その8)

プロフィール

永野裕之

Author:永野裕之
東京大学理学部地球惑星物理学科卒
現在:永野数学塾塾長

地球や太陽のことをきちんと知ることは、つきつめると「自分はどこから来たのか」という人類の究極の疑問に答えることに繋がります。
太陽系の成り立ちを知ると地球に生命が生まれたことがどれだけ奇跡的なことなのかがよく分かります。
そして、生命が海から陸にあがり、やがて知能をもつ人類への進化したことはさらに奇跡が何重にも重なった宇宙の神秘であることに気づくでしょう。
現在高校の理科で地学が化学・生物・物理にくらべるとややマイナーな科目になってしまっていることは大変残念なことだと思っています。
今後も、私なりに地学を通して微力ながら、地球や宇宙の素晴らしさを発信していきたいと思います。

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
宇宙 (6)
大地 (15)
空 (11)
海 (0)

メールフォーム

お気軽にお問い合わせ下さい。

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。